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アジサイについて うんちく

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アジサイについて うんちく

6月16日 木曜日

アジサイ   ハイドランジア

種類も豊富で、ブライダルにも大人気のアジサイですが、

花言葉は移り気と、

ブライダルには実は不向き。

ですが見た目の可愛さが勝って良く見かけます。

今日はそんなアジサイについてのうんちくを集めてみました。

 

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『あじさいに関するうんちく』

梅雨時を彩る花 紫陽花(アジサイ)についてのうんちくです。 梅雨どきの雨の中に咲く花といえばなんといっても紫陽花ですネ。 今回は、梅雨時を彩る花の代表選手「紫陽花」(アジサイ)についてのうんちくです。
紫陽花には2種類ある「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」

アジサイの花には2つのタイプがあります。「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」です。
ガクアジサイは、
花が手まりのように集まった円いやつでなく、平べったいやつで周りに花びらのある大き目の花がちらほら1重ぐらい取り巻いていて真中に円形にぶつぶつした小さな花が集まって咲いているやつ。
ホンアジサイ
もう一つは花が「手まり」のように集まった、普通のアジサイが「ホンアジサイ」で、日本固有のガクアジサイからヨーロッパで品種改良されて生まれたもの。
別名西洋アジサイとか「ハイドランジア」とよばれているもので、花色は青、桃、白などあり、今はこちらの方が普通のアジサイなってしまっています。
アジサイの語源

アジサイは、集真藍(アズサアイ)から来ているそうです。つまり本物の藍で染めたような色の花がたくさん集まって咲くという意味で「集(アズ)真(サ)藍(アイ)」が語源とする説があります。
ちょっと違う説としては、あじさいとは、アズ(集まる)サイ(藍色)から生まれた言葉といわれています。というのもありますがどちらも集まると藍色は同じですね。
アジサイは日本が原産地

あじさいはどこの国の花?中国?ヨーロッパ?

これが嬉しい事に日本が原産地なんです。ガクアジサイが元もとの花です。

しかし万葉の時代にすでに人々が目にしていたアジサイも、1000年以上あまり人気がありませんでした。
青い花色のせいでしょうか、江戸時代には「ユウレイバナ」と呼ばれてまったく見向きもされませんでした。
アジサイは日本から中国にわたり、シルクロードを伝わってヨーロッパへと伝わっていきました。
イギリスなどで東洋の花として人気が上がり品種改良が進んで、現在西洋アジサイとして人気の高い「ハイドランジア」は大正時代に故郷に錦を飾り(逆輸入され)ました。
日本であじさいの人気がでてきたのは、戦後に北鎌倉の「明月院」の庭に植えられたのが始まりとか。そのごろからようやく人々があじさいの魅力に気がつき、それ以来全国の名所旧跡などでは初夏の風物として人気を集めています。
「明月院」は後に別名「アジサイ寺」と呼ばれて人気スポットになっていますが、インターネットで調べた所、全国各地にいっぱいアジサイ寺がありますね。
アジサイは2度、開花する?

アジサイには「装飾花」と「真の花」の2種類あります。
ガクアジサイの花序(花の付き方)は周囲の大きな花が「装飾花」、中央の小さなものが「真の花」。普通、私達が「アジサイの花」と思っているものが「装飾花」です。おしべやめしべが小さく退化し、名前の通り、飾りで役立たない花です。花びらのように見えるのは大きくなった「がく」です。
ホンアジサイはほとんどが装飾花になっています。真の花は装飾花に隠れて、外からは見えません。<手まり>の中にあります。ホンアジサイの花を裏返すと、装飾花のかげに、真の花のつぼみが見えます。
色はなぜ変わる

アジサイには「七変化」という異名があります。文字通り、開花してから色が変化するところからついたのです。わが国の在来種は、つぼみのころから咲き終わるまでに、淡緑色から白、藍、淡紅色と変わるのでこの名がある。しかし、いささか大げさな表現で、実際は藍色の期間がもっとも長く、そして美しい。
アジサイにはアントシアニンという色素が含まれており、これに補助色素という物質やアルミニウムが関わって赤や青の発色をするそうです。
土壌によっても色が変わります。
アルカリ性土壌では赤っぽく咲き、酸性の土壌では土の中のアルミニュウムが吸収されるために青紫色になるそうです。
あじさいは咲き始めは白いがやがて花の色素アントシアンが地質によって酸性であれば赤にアルカリ性であれば青紫に変わる訳ですね。
(種類によっては白のままもあるから全部がこうなるわけではない)