フラワードリーム2018ジャパンカップ イン 東京ビックサイト
地方予選を勝ち進み
九州ブロック8名の枠を獲得した福岡大会から、
約5ヶ月。
ついに本番を迎えました。
もう一度この場所で作品を発表したくて、
がむしゃらに研究し、どうすれば代表入り出来るかを考え、出れることになったら、どうやったらセミファイナル、ファイナルと勝ち進めることができるか?
これを考え続け、トライアンドエラーを繰り返してたどり着いた本番でした。
前回同様、大会前日に指定前作業現場である葛西市場フラワーポートでの作業。
大荷物の為、今回も通運会社を利用して大会4日ほど前に葛西市場フラワーポートに向けて発送。
5年前より運賃はかなり上がっており、
往復かなりの出費でしたが大会後、有田町役場での展示も決定していたし、何より多くの方に見て頂きたかったので。
さて、飛行機で東京に着くなり今回初の試練が。
なんとレンタカーで警察に止められ切符を切られることに!
やれやれなんてことだ、東京来てものの30分程で警察に捕まるとはッ!
しかも信号無視だとぉ〜?全然気づかなかったぞ〜、しかも罰金12,000円だー?俺に死ねっつうのか?
と腹のなかで一瞬思ったが、待てよ、
これはもしや試練では?
未熟な過去の自分に打ち勝てという試練という事か⁉️
うおーおれは人間をやめるぞ〜ジョジョー!
と、つまり
平常心で臨めば、この先!
きっといい事が待っているのでは⁉︎というメッセージだと受け止める事に。
そう思うと実に!スガスガしい気分だ。一つ鼻歌でも歌いたいいい気分だ!
などとDIO様の気分を味わいながら、大田市場へ向かったのである。
前置きが長くなってしまいましたが、
とにかく全ての花材資材を揃えてさあて、やんべよ‼️
と気合を入れた所でまたもや試練が⁉️
荷物が届かないイィ〜〜‼️
イカサマが分からないィ〜〜‼️
な状況。
延着。
さっき警察に捕まった時入れた一本の電話、
少し遅れそうです
がこっちの少しとあっちの少しにズレがあった模様。
こっちの少しは30分、
あっちの少しは3時間
結果予定より大幅に遅れて作業開始。16時30分を回っていた。やれやれ
しかし逆境に追い詰められて力を発揮するのが真の勇者という言葉を思い出し、(誰が言ったか言わなかったか知らないが。)
とにかくやるしかないのだ。
葛西市場フラワーポートの夜は更け、市場内の椅子で仮眠をとり、(もちろん眠れない、カラダを休めるだけ)
出発の時間朝4時30分に。
そうそうJAL カップの作品も作ったがこれは無謀でした。
作戦ミス。
仕上がりがサイアクです。
5時30分
選手エントリー
作品受付、
事前に知らされたコマ番号15番へ全ての資材花材を入れ込む。狭い作業枠からはみ出ない様に。
ここから競技はすでに始まっている。
6時30分オリエンテーションスタート。
7時00分競技スタート‼️
アシスタントは最初の45分間だけ手伝える。
ただし花を挿す行為はNG
前日の徹夜の準備のお陰で45分間でほぼ完成。
残り75分間で細かい所をチェックしてベースが見えなくしたり、松の枯葉をとったり、
小さなゴミをピンセットでとったりと、減点ポイントを丁寧に丁寧に潰していった。
しかも作業枠から一歩もはみ出さず。
そのおかげでおそらく減点ポイントはほぼなかったのではないだろうか?
これは前回の経験が生きた。
とにかく、これ以上ないくらい準備を万端にしておくという事。
これが大事。
そうして完成した作品がこちら。
【Origin 国生み神話】
幅、奥行き88センチ 高さ250センチの作品である。
後半へ続く